サウジアラビアロイヤルカップ富士ステークス(2008/10/25) のレース情報

東京１１Ｒの富士ステークス（３歳以上GIII・芝１６００ｍ）は、４番人気サイレントプライド（横山典弘騎手）が勝利した。勝ちタイムは１分３２秒７。クビ差の２着に５番人気リザーブカードが、クビ差の３着に７番人気バトルバニヤンがそれぞれ入線。
サイレントプライドは美浦・国枝栄厩舎の５歳牡馬で、父フレンチデピュティ、母サイレントプレアー（母の父サンデーサイレンス）。通算成績は１７戦８勝となった。
レース後のコメント
１着　サイレントプライド　横山典弘騎手
「攻め馬ではいい感触はなかったのですが、レースに行ってからよかったんですよ。ここに来て力もつけてきていますし、今日は強かったですね。ＧＩでも頑張ってくれると思います」
２着　リザーブカード　柴山雄一騎手
「なかなか前が開かなくて、内枠なので仕方ないですね。でも、前が開くと、いい反応をしてくれました。よく伸びてくれました。落ち着いているし、乗りやすい馬ですね」
３着　バトルバニヤン　岩田康誠騎手
「流れに乗っていくのがいいですね。渋太いんだけど、もうひと踏ん張りが欲しいです」
４着　エイシンドーバー　内田博幸騎手
「もう少し前へ行きたかったですね。外枠ならよかったのですが……。道中はスムーズで、直線も前が開いて、『さぁ、これからだ』というときに手応えほど伸びてくれませんでした」
６着　ショウナンアルバ　武豊騎手
「折り合いがつきましたね。これ以上、距離が延びると掛かってしまいそうです。直線で前が詰まってしまって、綺麗に開いていれば、かなり際どい勝負になったと思います。能力はありますね」
１３着　マルカシェンク　福永祐一騎手
「前残りの展開にしても、伸びなかったですね。調子も悪くなく、自信を持って乗ったんですが、ちょっと負けすぎです。馬場なのかな？　よくわかりません……」シンドーバーの４．１倍。以下７番マルカシェンク５．３倍、２番レッツゴーキリシマ５．６倍、１６番フサイチアソート６．２倍の順。
　３連単は１番人気の７→３→２でも６０倍を超えている。
（ＪＲＡウェブサイトによる）いでちょうど良くなると思いますよ。
　一連のクラシックを使ってきたからね。ここにきて上り目というのは難しいかもしれないね。下り目の方が多いんで、皐月賞、ダービーの頃の状態を維持しているとは思うけど、今日の感じは物足りないかな？ここに来て馬が硬くなってきたかなっていう感じもあるし。フットワークがもう少しのびのび走れないかなと思ってね。
　大崩れしないのがこの馬のいい所で、札幌記念では１度だけ崩れたけど、重賞、クラシックでずっと掲示板に載ってるし、あの馬なりに堅実に走ってるよね。だから今回も普通にジョッキーがうまく折り合いをつけてくれてストレスがたまらないように気持ちよく走らせてくれて、最小限のロスで走ってくれたら、そこそこ来るんじゃじゃいかと思ってるんだけど。
　
　前回のセントライト記念はちょっとハナに立つのが早かった。あそこでひと呼吸、ふた呼吸置いて追い出されれば、後ろから差されるようなことはなかったんじゃないかと思うけど、まあ、競馬だからしょうがないです。
　今回は京都の馬場は馬群がバラけるんでね。理想は７，８番手のインにへばりついて直線でバラけたら一気に突き抜けてくるってことなんだけど。なかなかうまくは行かないけど、頭の中に描いているのはそういうことなんだよね。
　馬場は重でもこなすし、ペースも多少の速い流れも遅い流れもこなすから、その辺の心配はないです。枠順は１枠８枠以外ならどこでも