エーデルワイスステークス(2008/06/14) のレース情報

東京１０Ｒのエーデルワイスステークス（３歳１０００万下・芝１６００ｍ）は、５番人気タケショウオージ（内田博幸騎手）が勝利した。勝ちタイムは１分３４秒８。クビ差の２着に７番人気ロードニュースターが、アタマ差の３着に２番人気マイネルファルケがそれぞれ入線。
タケショウオージは美浦・国枝栄厩舎の３歳牡馬で、父コマンダーインチーフ、母タケショウティアラ（母の父ニホンピロウイナー）。通算成績は９戦３勝となった。
レース後のコメント
１着　タケショウオージ　国枝栄調教師
「ここへきて、気持ちが落ち着いてきたようで、折り合ってレースができるようになったのが大きいですね。競馬がわかってきたようです。この後は厩舎において様子を見ますが、ラジオＮＩＫＫＥＩ賞に登録することになっています。福島なら流れが合いそうなのでレースはしやすいと思います」
２着　ロードニュースター　武幸四郎騎手
「外枠なので中団、外目から競馬をしようと思ったんですがかかってしまって、結局は内に入れて折り合いをつけるしかありませんでした。それでも、まだ体が緩いのにここまで走るのは立派ですね。もう少し内枠だったらと思いますね」
３着　マイネルファルケ　津村明秀騎手
「行く馬がいなければ行ってみようと思っていましたが、行ってくれる馬がいたので控える競馬をしました。ただ、持ったままで来ても追ってからそんなに伸びないので、もう少し前に行った方が良かったかも知れません」
７着　グラスブラスト　安藤勝己騎手
「じわじわとしか伸びませんでした。馬場の悪いところで手応えが怪しくなってから伸びそうで伸びなかったですね。もっと距離があった方がいいかも知れません」
８着　スーパーウーマン　蛯名正義騎手
「これからだね。内容は悪くないし、馬もだんだん良くなってきています。トモにもうちょっと力がつけばもっと踏ん張れますよ」
１１着　タマモスクワート　後藤浩輝騎手
「これからというところで二回ぐらい前をカットされてしまいました。それでも最後に外に出したらグンと来ましたからね。もったいないレースをしてしまいました」ｷ。あのモタれがなかったら……悔しいです」
４着　１０番トウショウヴォイス（田中勝春騎手）
「グイッといい感じで来たけどね。状態も良かったし、勝ち馬を見ながら行けたんですが」
（小桧山悟調教師）
「今まで、体調自体はどこも悪くないのに成績が伴わないのが『？』としか思えなかったんです。今日は多少前めで乗ってもらったんですが、いい脚でよく伸びてくれました。この後は新潟の予定なんですが、福島テレビオープンに使う馬が少なそうなので、ちょっと心が動いています」
６着　１８番ショウワモダン（蛯名正義騎手）
「一瞬来るかと思ったけどね。距離が長いのかな。折り合って上手く走れていたんだけど。雨でも降ればもう少しやれたと思います」
９着　８番ファストロック（安藤勝己騎手）
「もうちょっと行けると思ったんですけどね。行きっぷりがもうひとつでした。今までのように２～３番手で行ければ良かったのですが」
１３着　２番ブライトトゥモロー（吉田豊騎手）
「タメながら行ってほしいと言われていましたが、追ってからあまり反応がありませんでした」
１４着　３番イクスキューズ（松岡正海騎手）
「こういう広いコースはあまり向いていないかもしれません」ﾗて中山競馬場だ。
■史上初の連覇＆２勝目
マツリダゴッホは昨年に続きオールカマー連覇を達成。連覇、および当レースを２勝した馬は初めて。
■タイレコード
マツリダゴッホの優勝タイムは２分１２秒０。中山競馬場における当レースのレコードタイム（９９年ホッカイルソー）に並んだ。なお、新潟競馬場で開催された０３年の勝ちタイムは２分１１秒７。
■関東の砦
マツリダゴッホは関東馬。関東馬の勝利はこれで４年連続となった。白い誘導馬や緑の芝生などが美しく、すごく高貴な雰囲気のある場所で、多くの人が1つのレースに向けて感情を思いっ切り表現出来る